誕生日

5/7
前へ
/9ページ
次へ
「あのババァ~親父よりうるさいからな~。 なぁ~冬華お前夜空いてるか?」 「ん…?夜?別に用事ないよ」 ちょっと照れたように陸が言う。 「じゃあさ…久し振りにあそこ行こうぜ?いつもの河原」 「いいけど、どうしたの?あっ!!誕生日プレゼント要求するつもりでしょ?」 と冗談まじりでいうと 「ち…ちが…違う!別に…その…」 アタフタしてる陸をみて思わずまた笑ってしまった。 「ぷっ…分かった。じゃあ、手伝い終わったら呼んでね」 「分かった…!」少し顔を赤くして二人部屋をでた。 作業場まで二人で一緒に歩き色んな話して、そんな事してるうちに作業場まであっという間だった…。 「じゃあ~後でな!」 「頑張ってね!」 「ん!」と返事をして後ろ向きのまま片手を挙げた。 その姿を見送り私は家に帰った。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加