島左近蘇る

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島左近は、配下の紗智霧ノ介等により、戦場の外へ運ばれた。 左近は、虫の息である。 霧ノ介は、己れの配下である、くの一(女忍)の夜叉姫、元風魔の風の五郎、怪力の源三、霧ノ介の弟子の柳菊エ門の五人で、左近を介抱した。 ちなみに、紗智霧ノ介は、上泉伊勢守信綱開祖の新陰流の免許皆伝の腕前である。 霧ノ介は、風の五郎に関ヶ原の様子を見に行かせた。
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