第1章:忌まわしき記憶~始まり~

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俺は、先生に言われるまま席に着いた。 悔しくて腹立たしくて情けない。筆箱から鉛筆を取り出し、鬱憤を晴らす為にバキバキと折った。 そんな俺の気持ちを知らずに先生は、淡々と授業をしているではないか……。授業をする暇があるんなら、真犯人を捜せよ。 犯人はお前の目前に居る西村だよ。何で分からないんだよ!それでも大人かよ……。
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