第1章:忌まわしき記憶~始まり~

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静かな教室に冷たい空気が流れるーー その視線は、クラス中ただ一点、俺の方に向けられていた。 何だよ…… 何だよ!!その冷たい目はよ? 俺は、何もしてない。何も悪くないんだよ!! そう、叫びたかったが…… 上手く言葉が出ず、ただ足をカタカタ震わせる事しか出来なかった。まるで自分の意志を持たない人形のように。
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