第1章:忌まわしき記憶~始まり~

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毎日のように、俺にイジメを繰り返す張本人だ。 整った顔立ち、成績優秀で家柄も良い。先生からの信頼も厚い。それに比べ俺は、顔もパッとしなくて性格も暗く頭も悪い。家もごくごく普通の一般家庭……。 俺は、全てにおいて西村に劣っているが……。 神社になんて行っていないし、賽銭箱からお金を盗む事なんて絶対しない。 全ては西村の嘘だ。 そう、先生へ訴えたが耳を傾けてはくれなかった。
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