二章:ミラクル

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あれからずっと芋子の事が頭から離れない。 俺は窓際の席を良いことに授業中は窓の外ばっかりを眺めていた。  すると、芋子を見つけた。 芋子は金網を登り学校を抜け出していた。 片手で。   俺は何も考えずに芋子の後を追いかけた。 夢中だった。       正門から出たから校長に見つかった。
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