夏の思い出…

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 いきなりドアが開き二人の青年が飛び出して来る…ベロベロに酔っている二人…大学の漫才コンビ…谷三郎と藤堂平太…授業妨害の常習犯…漫才を始めると止まらなくなる…はた迷惑な二人なのであった…  訳の分からない言葉を発し千鳥足で暗闇へ消えていった…  「相変わらず嫌な看板…だよなぁ…」  どぎついピンクの看板…マスター…否!ママの趣味である…ドアを開け中に入ると…  「いらっしゃい…あらん?九郎ちゃんじゃないの~」  この店のママ?の沖田総弍…見て分かるとうりのオカマである…喫茶店のマスターとは旧知の仲らしいが…九郎にとっては天敵のオカマである…
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