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♪~♪♪~~♪~♪♪♪
どこかでヨシュアのハーモニカの音がする…
私はテラスを見上げる。やっぱりあそこだ…階段をあがりテラスへと出る。
「やっほー若者よ♪」
調度曲が切れたところで声をかけた。
「若者ってエステル、君も十分若いでしょ…;;」
苦笑ぎみにヨシュアは私にいった
「そうね♪精神的には私のほうが若いかも」
ヨシュアはなにそれ…と一言だけいうと外に眼を移す。私もヨシュアの隣までいき
「かわらないね……」
そうつぶやいた。
そうかわらない…ヨシュアとお父さんと暮らしていたころ…ううんお母さんがいたころから全然かわらないこの家。
ヨシュアはそうだね……と一言だけいった…
夕日が陰り辺りは暗くなり始める。
「エステル」
「な…………んっ!?」
なに?そういおうとした口が塞がれた。
「んっ………っはぁ……っヨシュア?!////」
「ふふふ。ごちそうさま。続きは後で、僕の部屋でね♪」
そういうとヨシュアは部屋に入っていった
「バカヨシュアーっ!誰がいきますかぁぁあ!!」
不意打ちに弱い私はおもいっきり叫んだ。
でもきっと行っちゃうんだろうな……私。
まだ心臓がドキドキしている…唇が…熱い……前と同じ感覚が私を襲った…
「////」
私は立ち上がりスカートの埃を掃うと明かりのともる家へと入った。
END
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