樺鳳学園へ✨

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「ご無礼申し上げてすみませんでした‼」 アタシは流石にヤバくね?って思って大きく頭を下げた。 「クククッ…お前面白れぇな。名前なんて言うんだ?」 「あっ、山本絋[ヤマモト ヒロ]って言います!」 「絋…な。よろしく。あっ、そういえば体育館だっけ?案内しようか?」 …何っ!真山様に案内をさせるだと⁉ 「いや…結構です。」 「でも…分かんねぇんだろ?」 うっ…。 「連れてってやるって。」 そう真山様は言い、アタシの手をひっぱっていった。 「あのさ、俺の事“真山様”って言うのやめてくんねぇ?“涼”でいいから。」 「いやっ…真山様は真山様ですk「俺の言う事が聞けねぇの?」 うっ…そう言われて断れるヤツが居たら見てみてぇな。 「…はい、涼“先輩”!」 「先輩…まぁいいか。つーか着いたぞ!時間もやべぇし早く行ってこい!」 「はい、ありがとうございます、涼先輩!」 絋は涼にニコッと笑いかけてから体育館に入っていった。 「…山本絋…な。」 そう涼が呟いた事も知らずに。  
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