小学校

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僕はすぐに家に入ろうとしましたがなぜか玄関で足が止まってしまいました…家に入っても僕は1人… と言う心の行き止まりみたいになってしまいその思いが足を止めたのでした… そして家に入るのがすごく苦痛に感じていました。 そんな僕の小さな心の中の思いは、 僕だって母さんに迎えにきてもらいたい… そして手を繋ぎ一緒に歩きたい ご飯だって楽しく一緒に食べたい 一緒に遊んで… たくさん話したい…… 一緒に寝たい… という小さな頃からの想いが込み上げてきて僕は玄関から遠ざかり1人で泣いてしまいました。30分くらいだったでしょうか…僕は涙を拭き家の中へと入りました。 そんな小学校時代が3年くらい続き僕は小学校3年生になっていたある日の事、学校で僕のお母さんと言う作文が宿題として出された事がありました…
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