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僕は学校の帰り道に毎日と言っていいほどその公園に寄り小さなベンチに座り1人で泣いていました。この公園にいる時だけが唯一、僕の居場所でした…
この公園に来ればもう我慢なんてしなくてもいい…
自分を押さえる必要なんてないんだ…
誰にも見られなくて本当の自分が出せるんだ…
僕はそう思っていたのです。
心の安らぎという意味では公園が僕の親友でもあり家族でもあるみたいにずっと思い続けていたんです。
そして僕はいつしかこの公園に癒しと心の安らぎを求めるようになっていきました。
この公園が僕にだけ、僕の心を軽くしてくれ僕の心に癒しと安らぎを運んできてくれる。
あの頃の、僕にはそう感じていたんです。
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