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お昼はおばあちゃんにご飯を作ってもらい食べました。食べている間も、おばあちゃんは僕に聞いてきました。
「いつ怪我したの?どこで転んだの?外で転んだの?家で転んだの?」
と何度も僕に聞いてきました。僕はおばあちゃんに、
「昨日、学校で友達と遊んでる時だよ」
と、おばあちゃんにも本当の事が言えませんでした。おばあちゃんは、
「気をつけんとあかんよ、ひどくなくて良かったよ」
と言いました。お昼ご飯食べ1・2時間したくらいだったでしょうか…
おばあちゃんは、
「洗濯物が干しっぱなしだから家に帰るけどゆっくり寝とくんだよ。もう少ししたらお母さんが帰って来るから」
と言って家に帰ってしまいました。僕は、すぐに公園へと向かいました。足が痛くて早く歩けなかったけど、それでもあの公園に行きたい一心で足を少しずつ進めて行き、公園に辿り着きました。僕はいつものベンチに座った瞬間、泣いてしまいました。
それはいつもの感情よりひどいものでした。
泣いて…泣いて…涙が枯れるまで泣き続けてしまいました。
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