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僕は気を使ってくれた兄に、
「兄ちゃんテレビの部屋でママと食べてきていいよ!僕は部屋でいいから…」
と兄に言うと兄は、
「じゃあ後で来るから待っとってね」
と優しい言葉を僕にかけながら部屋を出ていきました。
僕はまた心の中でやっぱり僕の安らぎはあの公園だと思っていました。
その3日後、父が仕事から帰ってきました。父は部屋に来るなり、
「おまえが、ごめんなさい!と言わないからこんな事になったんだぞ!わかったらちゃんとごめんなさい」
と言いなさいと言われました。僕は、勇気を出して父に、
「僕、悪い事してないのになんであやまらないといけないの?」
と父に言うと父は、
「口答えなんか親に向かってするもんじゃねぇ…次口答えしたら、また棚の中で一晩反省だぞ!」
と言いながら部屋を出て行きました。
今となっては虐待ですが…そうして父の虐待が小学校5年くらいまで続き、僕は小学校時代を過ごしてきたのです。
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