幼少時代と母

3/6
前へ
/166ページ
次へ
しかし、いくら待てども僕の母だけは迎えにきてくれませんでした… 僕はひとり家に向かい道に落ちている石を蹴りながら帰っていきました。 家に入るなり怒られると思いきや、もうみんなで食事をしていました。僕もみんなのいるところに入ると母が、 「さっさと食べなさい!」 と一言冷たく僕に言いました。僕は手を洗い、 「いただきます」 と言い母の作ってくれたハンバーグを食べました。 「ハンバーグおいしいね」 と僕が言うと、 「無駄口なんかしないでさっさと食べなさい!」 と言うまた冷たい言葉が返ってきました。確かに僕が遅く帰ってきたのは悪かったけど僕もみんなと同じように母が迎えに来てくれるとずっと母を待っていたので遅くなってしまったのだ
/166ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2488人が本棚に入れています
本棚に追加