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ぬれたワイシャツをハンガーにかけたら。 冷え切った部屋でカップ麺をすする。 当たり前に美味しい。 当たり前に温かい。 当たり前に僕は惨めになってく。 誰が見ていてくれてるかな? いつかは評価される日がくるかな? 今は何が楽しいのかな? あれれ、気が付けば周りは幸せそう。 真四角や真ん丸やそんな単純じゃない僕は。 いびつに、いびつにぶつかりながら、いつかを信じ生きてる。 真四角や真ん丸じゃない決して描けない形で僕は。 いびつに、いびつに美しく、いつかを願い生きている。 当たり前に生きている。
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