2008 05/09 禁煙外来へ

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  この日は禁煙外来に行きました。 キッカケは腎臓の病気になった嫁さんの担当の医師が、とても熱心な禁煙論者であったことからです。 「ホントタバコは良くないですよ。絶対やめるべきですよ!」 「旦那さんもやめましょうよ!禁煙外来すぐにでも紹介しますから!」 こんな事を会う度に何回も言われたら、さすがにやめようと思うよ。 さて、お勉強の時間です。 『禁煙外来とは?』 自力での禁煙が困難な人(我慢できない人)の為に、上手な禁煙方法や煙草の害の説明や、禁煙補助の薬なんかをくれる所です。 ようするに病院でお医者さんが『医学的な禁煙』を教えてくれる場所です。自力でやめようとしてもどうしても無理な方はぜひ一度行ってみてください。 噂には聞いていたものの、果たしてどういう場所なのか? 『薬の力に頼って禁煙』 という若干怪しい響きはいかがなものか!? ドキドキしながら夫婦揃って病院に。 事前に手に入れていた薬の情報としては、 『仕事に支障が出る程度に気分が悪くなる薬』 だということ。 ……怖いわ。 支障が『出る』程度てなんやねん……。 禁煙に対する期待と不安が入り混じった気持ちで、ついに診察の時間になりました。 「失礼します」 夫婦で診察室に入る。 そこにいたのは看護士さんばかり三人。 ……医師がいません。 ……不安や。 「じゃあこの機械に向かって息を吹きかけてくださいね~。まず、このボタンを押したら画面に数字が出るから。その数字が15から段々減っていくから、0になるまでゆっくり息を吸い続けてください。途中で苦しくなったら息を止めてまっててね。0になったら、一気に息を吹きかけてください。」 まずはその機械が嫁に渡された。頑張れ嫁! 「……私からするん?」 はい。かしこまりました。 改めまして、俺がチャレンジ!さぁ~頑張って……。 「まず、ここのボタンを押すんですよ。それから15秒息を吸い続けて……」 ……さっき聞きました。大丈夫。覚えたから。息吹きかけるんやろ? 一生懸命息を吸って~~~吐いて!! ピピッ! ……呆気ないなぁ。 次に嫁さんの番。頑張れ嫁さん! 「まずはここのボタンを押して……」 ……もう何回も聞いたわ!俺が代わりに説明できるくらい聞いたわ!  
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