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祐介と出会ったこの公園はあたしにとって特別な場所。
特別な場所だけど…
今はちょっと辛いかも。
油断するとすぐ目頭が熱くなる。
しばらく女の子と話をしているときだった。
ぐんっ
急に腕を後ろに引っ張られた。あまりの力の強さに転びそうになるのを必死にこらえる。
目の前の女の子が悲鳴に近い声で叫び手を差し伸べるが視界がぐるんと変わった。
目の前には…………
憎悪に満ちた瞳の高橋美咲があたしを押さえ付けた形で上から見下ろしていた。
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