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「やっさ~んvV」
「内やぁぁ!久しぶりやんなぁ?」
「おん!」
目の前で繰広げられるキャピキャピした二人の姿‥。
あっ、手ぇ繋いだ‥、
ちょいちょぃ、なんでそんな張り付いてるん?張り付く必要ないやろ。 そんなんばっかされてもうたら、俺も拗ねんで‥。
「やぁす‥こっち来てぇ?」
「ん‥?どないしたん?」
って。
小首をかしげて、トテトテと歩いてくる。 うん‥、ほんまに効果音あってるわ、(笑)
グイッ、て引っ張ったら、やすを抱き締める状態になって‥、
「あんま仲良くしとったら怒るで」
って言うて、ちゅうしたった。
あは、ほんまに可愛いらしい。
ちゅうしただけでほっぺた、真赤にしてもうたんやから‥。
ほっぺた隠すように頬に手を添えてる姿もむっちゃ可愛いらしいんやけどね。
「やっさん、僕もするvV」
「「え‥っ?!」」
空気読めへんやつがなんか言うとる‥。
「(彼氏の前でちゅうなんかしんよな?)」
そう、オドオドしてもうてるやすに視線を送るものの、「なぁ~、あかんの?」 とお願いしてくる内に戸惑ってるやす‥。
あかんに決まってるやろ。
やすは俺の彼女さんなんやで‥?
ほんまに離れろや‥。
「っ、1回‥、1回だけやで」
「やったぁvV」
「はぁ?なんやねんそれ‥」
もちろんブチ切れ寸前。
そりゃなるわ。 彼女が俺じゃない相手とキスしてる所なんか見たないに決まってる。
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