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「おはよう~っ♪」
わざと明るいふりをして教室に入る
こう明るくしてないと昨日の事を思い出すから.....
「おはよう。ねぇ
柚木ちゃん聞いた?」
この女の子は
隣りの席の
鹿島 日和(17)
噂大好きな親友
「どっどしたの?;日和!」
「なんか 晃先生
辞めるみたいよ...」
え?
「なんでも 他にやりたい事があるそうな」
嘘.......
「新しい引っ越し先は.....え?柚木ちゃん」
私は走り出していた
もしかして私のせい?
私が拒絶したから?
あんなに頑張って勉強して せっかく先生になれたのに?
「晃ちゃん!」
私は職員室
頭を下げて後にする晃ちゃんを見つけた
私は無我夢中で晃ちゃんの服の袖を掴んだ
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