―*休日*―

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「やっほー!!!」 ガキンと扉を蹴り上げる。 中に居た人物達は、驚いていた。 「エイタンみっけ!!!! 久しぶりぃぃいいい♪」 知った姿を見つけて飛び付く。 エイタンは俺を支える事が出来ず、後ろ向きに倒れた。 「痛………。 久しぶり…ディルくん。」 何やら咎めるような目をしている。 俺はゆっくりと立ち上がって、俺に押し潰されたエイタンに手を貸した。 「くぉらぁぁああ!!! エイトに何し」 「フェイタンも久しぶりィィイ♪」 エルボーを食らわせてやる。 他の人達は何が何だか分からないようで、ポカンと口を開けていた。 「ねー、エイタン。 遊んでー♪」 エルボーを食らって倒れたフェイタンを放置して、俺はきっと遊んでくれるであろうエイタンに言った。 「グハ……。 ってエイトがお前と遊ぶわけな」 「いいよ、遊ぼ。 丁度暇してたんだ、ぼく。」 思った通り、俺の誘いを受けてくれた。 「ちょ、遊ぶのかよ?!!」 「会長、その子は?」 俺はエイタンと遊ぶ物を探して、生徒会室を散策しまくる。 「アイツはディルだ…ってお前ら何漁ってんだよ?!! ディルも自分の紹介しろよって聞け!!」 何だか一人で騒いでいるフェイタン。 エイタンはそんなフェイタンにキツい一言を浴びせる。 「今忙しいの。 邪魔しないでくれる?」 ツンデレから一転したようだ。 「あの副会長が…。」 「一年の特待生に懐いてる…」 「それもフェイトさん以上だ…」 部屋に居た人物達は思い思いの感想を呟いていた。 俺は荷物置き場から面白い物を見つけて、フェイタンを適当にあしらっているエイタンに尋ねる。 「これ『属性バイタル装置』だよね? 珍しいなぁ…まだあったんだ。」 「良く知ってるね。 それは三年前にエルガー先生が持ってきた物なんだ。」 「これは…重力増加針境?」 「うん。 荷物持つのに便利だから買ったの。」 「でもあんま変わんないでしょ? 旧型だし、錆が…。」 「だから直してるの。 その錆はバカが紅茶零した時の。」 「意外とバカなんだね。」 「うん。 大変だよ…変わって?」 「やだよー」 「お前ら酷くね?酷くね?!!!」 好き勝手言ってると、フェイタンがツッコミを入れてくれた。 ツッコミはこうでないとね♪
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