出会い。

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………6月の梅雨に入る前のはっきりしない天気の日だった。 まだあいつが告白する前だったのだけは確実だった。 俺は、妹が欲しがるテレビのキャラクターのお菓子を選んでいた。 「珍しい、お菓子なんて買うんだ~~」 声をかけられて、上を見るとアイツがいた😱😱 驚いて尻餅をつくと、一緒にお菓子を見てた妹にまで笑われた。 「里菜、笑うとお菓子無しだからな。」 「お兄ちゃんのアホ~~~。」 アイツもクスクス笑いながら、手を差し出して来た。 「立てる~~?」
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