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それでも青年は声を出そうと必死です。
村人達も必死に青年の口を塞ぎました。
鬼達は一通り食料を集め、やっと桃太郎が居ない事に気付きました。
「オ〰イ‼桃太郎〰‼」
「どこに居るんだ〰‼」
「出てこいよ〰帰るぞ〰‼」
「返事しろ〰‼」
いくら呼んでも返事すらしない桃太郎に鬼達は焦り始めました。
「大変だぁ❗桃太郎が消えた」
「もしかしたら人間に捕まったのかもしれねぇ‼」
「すぐに親分に知らせるんだぁ‼」
そう言うと鬼達は慌てて船に乗り込み、帰って行きました。
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