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「…俺の名前は桃太郎…」
「そうか、そうか桃太郎とゆう名かぁ。で、おっとさんと、おっかさんは?」
「…俺にはおっとうも、おっかあも居ねえ…鬼達の住む鬼ヶ島で生まれ、育った…」
「⁉⁉⁉」
「鬼達は親が居ねえ俺を育ててくれた…特に親分は我が子のように俺を可愛がってくれた………
だから俺は見た目は人間だが中身は鬼だ‼」
「⁉⁉⁉⁉⁉」
「俺が居なくなったことを仲間達が親分に知らせに行った❗親分は俺が人間に捕まったと思い、二~三日すれば親分がさっきより沢山の仲間達を連れて俺を助けにくるだろう」
「⁉⁉⁉何だと⁉お前…わし達を騙したのか‼」
「俺は騙してなどいねえ‼お前達人間が勝手に勘違いしたんだろ‼‼」
「しまった…こりゃ大変だぁ❗すぐにお殿様に知らせなければ…」
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