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ミーンミンミンミン
気にせず鳴き続けるセミ
カンペキ周助は眼中にないようだ
｢んのやろう…
あったまきたぁ！！｣
ジャーンプ
が…
セミがいるとこには当然とどかない
｢おりてこいやコラァ！｣
他人がこの光景を見たら、変人にしか見えないだろう
とりあえずオレは砂を投げまくるという卑怯な手を使った
さすがにセミも飛んでいった
バカめ
オレに勝とうなんざ１００年早いんだよ
１人笑う周助
また歩き出す
イライラはどうやらスッキリ解消したみたいだ
｢…ん？｣
再び周助は立ち止まり、１つの大きなダンボールを見つめてる
ダンボールには
『誰か拾ってくだひゃい』
と書いてある
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