雪姫さま.<近藤夢>

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  真選組の救急箱を借りて 近藤さんの右手の手当   軽いかすり傷っていってたけど すっごく痛そう;   消毒して 薬をぬって 包帯をする     「…はいっ、これで完成♪」   「ありがとな」   「いいえ♪…痛みませんか?;」   「雪姫ちゃんのおかげで痛くなくなったよ」   「よかった//」     手当してよかったあ// 近藤さんに 喜んでもらえた…のかな//   でも いつもこんな風に 傷を作ってくるのかな…   心配だなあ…     「雪姫ちゃん…?」   「…は、はい!!」   「ど、どうした!?」   「え?どうも、してません、よ…?」   「涙でてるよ?」   「…え?」     あたしの不安は いつの間にか 涙にかわっていた           .
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