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「オレ、何かした!?」
慌てる近藤さん…
近藤さんは
悪くないんです
あたしが勝手に…
「違うんですっ…あたし、近藤さんが怪我するのが嫌で…いつ、何が起こるかわからない仕事で…」
「……」
「あたしが言える立場じゃないのはわかってるんです…でも、あたし…っ」
「雪姫ちゃん…」
「こ、近藤さんが心配で…」
やだ…//
あたし、何言っちゃってるんだろ//
――ぎゅっ
いきなり視界が暗くなったと思ったら
近藤さんに抱き締められてる…///
「こ、こここ、近藤さん//!?」
「…不安にさせてたんだな。すまん…」
「あたしが勝手に…心配してただけですよ//」
「…江戸の平和を守ることが、オレ逹の仕事だ」
「…はい…」
「…でも、江戸の平和を守る前に一人の女を守らねえとな」
「…え?」
「好きな女を不安にさせてるようじゃ、オレもまだまだだな…」
「…好きな人って…」
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