401人が本棚に入れています
本棚に追加
/315ページ
見覚えのない音がしたから
顔をあげたんです
そしたら
あたしの手をつかんだ人が
地面に倒れていたんです
そこにいたのが
沖田総悟くんなんです!!
ブラウンの髪と瞳が
あたしの目に焼き付いて
あたしはその一瞬で
心奪われてしまったんです
一目惚れってやつですかね?
「何やってんでさぁ」
「いてっ…なんだよ!!お前」
「彼女が嫌がってんの、見てわかんないの?」
「お前には関係ないだろ!!」
「…痛い目あいたくなかったら退けなァ」
「…んのクソガキ!!」
「きゃっ」
総悟くんが
殴られちゃう!!
あたしは反射的に
目を瞑ってしまいました
――バシッ、ドン、ドサッ
.
最初のコメントを投稿しよう!