にこるさま.<山崎夢>

11/12

401人が本棚に入れています
本棚に追加
/315ページ
  「……」   「………//」     ただいま 退くんと帰宅途中なんだけど ご覧の通り 沈黙なんです…;   気まずい; これじゃあ 告るどころか 普通の話しすらできないよお;     「…あ、あのさ」   「なーに?」   「優勝したから話しするね」   「あ、あたしも話しあるんだ//」   「先にオレでいい?」   「うんっ//」   「えっと…オレずっとさとみのこと好きだったんだ」   「…えっ//!?」   「だからオレと付き合ってください!!」   「ほんと//!?」   「嘘いってどうするんだよ;」   「そうだよね;あはは//♪」   「あははって;…返事は?」   「よろしくお願いします//」   「やったあ!!」     まさかのまさか!! 少女マンガみたいなこと 現実にあったよおぉぉ// まじで嬉しいよお//   っていうか 退くん 喜んでるのはいいんだけど… 抱きついてるよおぉぉ!! ドキドキやばいよおおぉぉ///!!     「あ、そういえばさとみの話しって?」   「え?あ…あたしも退くんに告ろうとしてたの//」   「まじで!?なんだ、両想いだったんだ♪」   「あたしもびっくりした//」   「優勝できたのも、さとみのおかげだしね!!」   「あたし何もしてないよ;」   「あの退っていいのが効いた♪笑」   「もうっ//」   「ははっ♪…好きだよ、さとみ」   「あたしも好きだよっ!!退っ//」           「これからも見守っててくれよ。オレだけの勝利の女神」           END、           .
/315ページ

最初のコメントを投稿しよう!

401人が本棚に入れています
本棚に追加