未来さま.<沖田夢>

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  どっちの音かわからないけど どっちかが倒れた音がしたので 総悟くんが立ってるようにって祈りながら ゆっくり目をあけたんです     「…大丈夫?」     目の前には 総悟くんが 何もなかったように 立ってたんです     「あ、ありがとうございます!!」   「ここら辺、ああいうのよくいるから気をつけて下せぇ」   「し、知りませんでした;本当にありがとうございました」   「じゃ、気をつけて帰りな」   「は、はい!!」     そういって彼は 立ち去っていきました   そこで ふと気がついたんです   総悟くんは 学校の方向に向かって 歩いていったんです   あれ? 学校に何か用ですかね? きっと こっちにくる用があったんですね   …でも 学校が終わったばっかりですよね サボってたんでしょうか いや 総悟くんにかぎって そんなことはありませんよね!!   総悟くんの姿が見えなくなったので あたしは家に向かいました   その日から あたしの中には 沖田総悟くんという存在が大きくなり いつの間にか 好きになってしまってました           .
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