未来さま.<沖田夢>

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  それから日がたつにつれて あたしの頭には 彼しか思いうかばなくて すれ違ったり 声を聞くだけでも すごいドキドキしてしまうんです   あたし どうにかなっちゃうんでしょうか 異常だって自分でも思うんですけど あたしにはどうしようもないんですよね; 自分をコントロールできません;   あたし 大丈夫なんでしょうか;     「未来(みく)っ☆」     あたしが席で ぼーっとしていると あたしの友達の秋(あき)ちゃんが 話しかけてきました♪     「秋ちゃん♪どおしたの?」   「どおしたのって;委員会でしょ☆」   「はっ!!そうでしたっ!;」   「最初の委員会で遅刻なんて嫌だから行こっ♪」   「うん♪」     忘れてました!! 今年初めての委員会が 今日あるんです   あたしと秋ちゃんは 図書委員会 一番楽な委員会なんですよ♪     ――ガラッ           .
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