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「晋ちゃん、ありがとね♪」
「おう」
「じゃ、家でね」
「今日はお前が飯当番だからな」
「はいはーい」
「遅くならねえうちに帰ってこい」
「もー、心配性なんだから!!大丈夫☆じゃーねっ」
保健室を出る
……っていうか
同棲してんのおぉぉ!?
「瀬那…?」
「あれ、雪姫に言ってなかったっけ?」
「幼なじみしか聞いてないよ?」
「…あたしの親ね、事故で死んじゃったんだ。それで、晋ちゃんの家でお世話になってるの」
「あ…なんかごめんね;」
「んーん♪さ、行こ☆早くしなきゃ見失うよ?」
瀬那も大変だったんだ…
それに比べてあたしは…
っていうか
どこ行きやがったあぁぁ!!
昇降口に向かう
「…お、雪姫と瀬那じゃん」
「あ、近藤さん」
「ね、桂たち見なかった!?」
「さっき、帰ってたぜ」
「「早っ!!」」
「何かしたのか?」
「なんでもないよ!!」
「じゃあね☆」
足早いし!!
早く追わなきゃ!!
靴をはきかえて
急いで校門をでた
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