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「はぁ、はぁ;」
公園に向かって走る
瀬那は運動部に
所属してるから
まだ大丈夫みたいだけど
文化部のあたしには
辛いよおぉぉ;
でも
あと少し;
「雪姫!!あそこ!!」
瀬那が立ち止まって
指を指す
え…?
瀬那の指の先には
桂とエリーが
ベンチに座っていた
何暢気に
座ってんだよおぉ!!
…ったく
あたしの気もしらないで
「あそこ!!あそこの草むらに行けば会話聞こえるんじゃない!?」
「そうだね!!」
桂たちが座ってる
ベンチの後ろの草むらに
バレないように
ゆっくり移動する
何話してんの?
…なんか
深刻な顔してない?
「…大丈夫だろうか」
え?
何が?
「(心配ないさ)」
「そうだといんだが」
だから
何がだよおぉぉ!!
「オレ、雪姫と付き合ってからおかしくなったような気がするんだよな」
………は?
.
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