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■□ BP開発室 □■
夢胡
「部品が足りないみたいなのですよ―。これでは修理の補修プログラムが出来ないのです」
(涙目でスイッチを押す)
妃芽
「プログラムは確かにここに保存したのに、無い……か」
(鍵を差し込むがエラー表示)
絵奈
「どうしよう。まだプロジェクトの強化とか必要なのに」
(おどおどしている)
美流
「流石にデータのコアがないなら、私たちがもう一度造るしかないわ」
(ドライバーをちらつかせる)
夢胡
「頑張るのですよ。夢胡は、旧データをコピーしてくるのですよ」
(資料データ室へ向かう)
蛍透
『助けてほしいんだ』
(夢胡の前に透けて現れる)
夢胡
「……だ、誰……なのですか……?」
(警戒している)
蛍透
『……助けて』
夢胡
「誰を、なのですか?」
蛍透
『助けて、あげて』
(透明になり消えていく)
夢胡
「助ける……のですか?貴方が出来ないからなのですか?……助け、る」
(一人で呟く)
「貴方は心が元からあるのですね」
(寂しそうに)
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