●勇者編●

4/18
前へ
/27ページ
次へ
■□ BP開発室 □■ 夢胡 「部品が足りないみたいなのですよ―。これでは修理の補修プログラムが出来ないのです」 (涙目でスイッチを押す) 妃芽 「プログラムは確かにここに保存したのに、無い……か」 (鍵を差し込むがエラー表示) 絵奈 「どうしよう。まだプロジェクトの強化とか必要なのに」 (おどおどしている) 美流 「流石にデータのコアがないなら、私たちがもう一度造るしかないわ」 (ドライバーをちらつかせる) 夢胡 「頑張るのですよ。夢胡は、旧データをコピーしてくるのですよ」 (資料データ室へ向かう) 蛍透 『助けてほしいんだ』 (夢胡の前に透けて現れる) 夢胡 「……だ、誰……なのですか……?」 (警戒している) 蛍透 『……助けて』 夢胡 「誰を、なのですか?」 蛍透 『助けて、あげて』 (透明になり消えていく) 夢胡 「助ける……のですか?貴方が出来ないからなのですか?……助け、る」 (一人で呟く) 「貴方は心が元からあるのですね」 (寂しそうに)
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加