●勇者編●

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奏歌 「はぁ。また失敗しちゃった」 夢胡 「どうしたのですか?資料、必要なのでしたらば私が取るのですよ」 奏歌 「……夢胡。なんでも、ない」 夢胡 「奏歌?無理したらダメなのですよ?」 奏歌 「夢胡……。(苦笑いしながら)ありがとう」 (気まずそうにその場から去っていく) 夢胡 「みんな、何かまた崩れていくような気がするのですよ……。それは多分、良くないモノなのですよ……」 (夢胡も資料を手にとり、去っていく) メリアリ―ネ 「フフフ。どこが、日本を救うロボットなの?個体としてこの場所にはいられないけれど、なんて愚かなのぅ?アハハ!メリアリーネ、勝っちゃうから。もうすぐだよ……もうすぐ、終わりだから……ね?」 (魂のように浮きながら現れる) たゆ 「させない……!」 (小さな光をメリアリーネへ) メリアリーネ 「だれ……?」 (魂の色が弱くなる) たゆ 「守るために、いるから」 二人、どこかへ消えてゆく。
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