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奏歌
「はぁ。また失敗しちゃった」
夢胡
「どうしたのですか?資料、必要なのでしたらば私が取るのですよ」
奏歌
「……夢胡。なんでも、ない」
夢胡
「奏歌?無理したらダメなのですよ?」
奏歌
「夢胡……。(苦笑いしながら)ありがとう」
(気まずそうにその場から去っていく)
夢胡
「みんな、何かまた崩れていくような気がするのですよ……。それは多分、良くないモノなのですよ……」
(夢胡も資料を手にとり、去っていく)
メリアリ―ネ
「フフフ。どこが、日本を救うロボットなの?個体としてこの場所にはいられないけれど、なんて愚かなのぅ?アハハ!メリアリーネ、勝っちゃうから。もうすぐだよ……もうすぐ、終わりだから……ね?」
(魂のように浮きながら現れる)
たゆ
「させない……!」
(小さな光をメリアリーネへ)
メリアリーネ
「だれ……?」
(魂の色が弱くなる)
たゆ
「守るために、いるから」
二人、どこかへ消えてゆく。
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