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するとジンは優しく抱きしめてくれ
「君のせいじゃない、変な言い方かもしれないがあれは仕方なかったのだ、だから君が責任を感じる必要は無い、でもご家族の事は悲しく思う…泣きなさい、気が止むまで泣きなさい」
アーリはジンの言葉を聞いたのか聞かなかったのかは分からないが何度も頷いてずっと泣き続けた。
泣きつかれたのか静かな寝息を立ててアーリは眠っていた。
「さて、この子をどうするかだな…下手に他人に引き渡せないしな」
ジンは自分が引き取った以上責任を負わなければならないと思った。
「しばらくは、だな…ゆっくりお休み明日からは忙しいぞ」
アーリの横顔を撫でて囁くようにそして自分にも言い聞かせるように言った。
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