其の②

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ボクゎ何のために生まれたのか…    いや…   ボク達ゎ…   だね…   ほんの一時のためにボク達ゎ存在する。   ボク達の仕事ゎ守ること。   そう…   まさに守護神…   鉄壁…   カテナチオ…   ボク達の一生ゎとてつもなくはかない…   どうせ誰もボク達一人一人のことなんか覚えてくれてないよね?   わかってるよ…   だけどボク達ゎ忘れないで覚えていてくれる人と出会いたいんだ…   きっと無理だけど…   でもね…   ボクゎ絶対忘れないよ…     だけどボク…   本当ゎ嫌なんだ…   怖いんだ…   噂でしか聞いたことないけどとっても汚れちゃうらしいんだ…   嫌だ…   綺麗なまま終わりたい…   何よりも短いボク達の命…   大切にしてもらいたい。   ボク達ゎ生まれてから外の空気を吸えるのもほんの一瞬なんだ。   すぐに空気…   吸えなくなるから…   そして短い時間だけど一緒にいれる…   そしてボク達ゎ死んでいく…   誰もボク達にたいして悲しくて泣いてくれる人ゎいない…   どうして?   むしろ笑ってる奴がいるくらいだという噂…   ボク達って…   何?     …怖い…   だけどボクゎ信じてる‼   ボクの運命の人ゎきっと頑張ってくれる‼ ボクが死んでも泣いてくれる‼ 死んだ後もボクの亡きがらを捨てないで一生離さないで持っていてくれる‼ いつまでも一緒にいてくれる‼   そう信じてるよ…   そしてボクの1番の願い…   綺麗に死んでいくためにも…   ボクの中にゎ出さないで…           以上…     「多分コンドームの気持ち」でした。 (-_-)>
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