日常の一時

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郁馬と、桜並木が綺麗な通学路をくだらない話しで盛り上がりながら歩いた。 橘高校でも、綺麗で大きな桜の木が生徒達を迎え入れている。 空を舞う、ピンク色の美しい桜の花びらは、見る者を魅了してやまない。 龍太郎達は、自分のクラスである、二年五組に入った。 新学期が始まって、はや、二週間が経ち、段々と二年生という学年に慣れてきた。 二年に進級する時、クラス替えがあった。 クラスのメンバーは約七割程変わり、会話に少しのギクシャクしている感じを覚える。 龍太郎と郁馬は同じクラスである。 それと、もう一人よく知った顔がいた。
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