小説を読むと、学力が少し上がる……らしい

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龍太郎達は、職員室の前に着いた。 「失礼します!転校生を連れて来ました」 龍太郎は、職員室のドアを二回ほどノックし、ドアを開けて一礼、学年、組、番号と職員室に来た理由を告げた。 「おお、龍太郎じゃないか!ご苦労様!!」 すると、美和先生が自分の席を立ち上がり、龍太郎達の所にツカツカと歩いてきた。 「ええ~と、転校生方!色々と手続きがあるから、私と一緒に来てくれないか?」 「分かりました~」 美和は、話を終えると、自分の席に戻り、数枚の書類を持って真珠達と事務室に向かった。 「じゃ、龍太郎さんまた後で~」 「頑張ってね」 真珠は、美和先生の後をついて歩きながら、龍太郎に向かって笑顔で手を振っている。 それに、龍太郎も笑顔で答えた。 まだまだ時間は早いが、特にする事が無いので、龍太郎は自分のクラスに向かうことにした。
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