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龍太郎達は郁馬のくだらない話しで盛り上がりながら、学校を後にした。
途中でお菓子を買って食べたりしながら帰った。
三人で話している内に、龍太郎は自宅のマンションの前についた。
「龍太郎、じゃあね~!!」
「龍太郎、また明日な」
「ああ、また明日」
郁馬と香奈はブンブンと手を振っている。
龍太郎はそれに、軽く手を上げて、微笑む事で答えた。
エレベーターで最上階にある自宅まで上がる。
「ただいま……」
扉を開け、誰もいない部屋に向かって、家に着いたことを伝える。
そして、日は暮れていく。
龍太郎は、キッチンで手洗いうがいを済ませ、コップに一杯分の水道水を汲み、それを一息に飲み干した。
「ふぅ~」
今日も普通の一日だったな……。
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