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「龍太郎さん!セクハラです~!変態です~!!」
「ちょっ、やってるの俺じゃないし!それに、そんなこと叫ぶの止めて下さい!!」
真珠が大声で叫ぶので、周りの人からの視線が龍太郎に刺さるようにきた。
龍太郎は、その視線に耐えきれず、真珠をなだめた。
「龍太郎さんの変態~!!」
それでも、真珠は止める気配無し。
気のせいか、真珠の顔が軽く笑っているように見える。
……真珠は、何気にSという疑惑勃発。
「注文はお決まりでしょうか?」
なんとか真珠をなだめた龍太郎は、みんなの注文をまとめて、店員に伝えた。
「しっかし、こんな美人さん達が龍太郎のお家にね~。気を付けてね、二人とも。龍太郎は狼だからね。私なんかこの前龍太郎に襲われ……」
「襲ってない!こら、香奈!変なことを言うな!!」
香奈が変なことを言いそうになったので、龍太郎は焦りながら訂正した。
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