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俺は応接間に通されると、やけにデカイソファーに座らされ お茶を飲みながら待っていた。(お茶かよ… コーヒーかコーラがいいな。早く挨拶してトットと帰りたい…)
そんな事ばかり考えていると、明菜が入ってきた。
悲しそうな顔をしている。
俺 「どうしたの?俺、マズイ事した?」
明菜「ううん。あのね とうさん、康平と会わないって言うのよ… 今日は帰ってもらえって。」
俺 「そうか… また日を改めてきたほうが…
そこまで話しした時、部屋のドアが開いて入ってきたのはお袋さんだった。
お袋さんは立ったまま、俺の事を上から下まで見終えると、
お袋さん「今日はとりあえず帰って下さい。お父さんは仕事が忙しくて会えないそうです。明菜、お見送りして。」
それだけ言うと部屋を出て行ってしまった。
明菜 「本当にごめんね… ごめんね…
俺 「大丈夫!時間はまだ沢山あるからさ。親父さんとお袋さんによろしく。」
明菜 「ごめん… 」
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