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卒業式が終わると就職するまで1ヶ月くらいの休みがあった。その間も俺たちは(普段からだが)寝る暇もないくらい遊びまくってた。ある日、いつもの喫茶店で1人で麻雀ゲームをしながらスパゲッティを食べていると、弘子がバイトにきた。
弘子 「いらっしゃい。今日は1人なんだ…」
俺、「うん… あいつら忙しいみたいで。」
弘子 「あのね、少しの時間でいいから話しがしたいの大丈夫?」
俺 「え? 今?」
弘子「今じゃなくて今度時間作ってくれる?」
俺 「わかりました。俺でよければ何時でも大丈夫ですよ。」
年上なので始めのうちは敬語を使っていた。
1週間くらいたった時、弘子とご飯を食べることになり、初めてデートでウキウキで出かけて行った。
食事をしながら話しをしていると、「私、夜景がみたいな」 弘子が言ったので 食事もそっちのけで店を飛び出した。
有名な夜景スポットがありその中でも1番夜景が綺麗に見える場所に車を停めると、2人はしばらく黙ったまま夜景を見ていた。
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