第一話 開始早々・・・

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「聞いて驚け見て驚け、若い俺には夢があるっ!!ドリーム、それは若者の心を鷲掴みするキーワード♪」 こっちが真面目な会話の最中に空気を読まない馬鹿がきた。 鴻巣睦。学校を辞めた今でも、睦は僕の友達としてこの魔王城に遊びに来ている。 ただし、空気を読まない。 「睦、話を聞いて欲しいなら、まず理性を取り戻してくれませんか?」 「何をぅっ!?この理性を持つ狼と呼ばれた俺に何を取り戻せと言うのだ?愛か、愛を取り戻せっ!!」 「暗殺拳の使い手が来ても知りませんよ?」 「ふっ、俺が本気を出したら何処かの幼女が連れた狂戦士にだって負けるZE♪」 「負けるんですかっ!?」 「命は一つ、王の聖剣も無い。勝てる要素なんて一つも存在しないんだよっ!!」 「服でもあげたらどうですか?紳士らしいですから。」 「おおぅ、コロシアムだね♪」 ・・・知らない人は流してください。知っている人は知らないふりをしてください。 何しろ作者も最後にプレイしたのが半年前ですから。 「彼方ちゃん、元々これは何の話だったの?」 しばらく黙っていたミアが質問してきたが・・・ 「「何の話だっけ?」」 お互い完全に忘れてました。
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