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「聞いて驚け見て驚け、若い俺には夢があるっ!!ドリーム、それは若者の心を鷲掴みするキーワード♪」
こっちが真面目な会話の最中に空気を読まない馬鹿がきた。
鴻巣睦。学校を辞めた今でも、睦は僕の友達としてこの魔王城に遊びに来ている。
ただし、空気を読まない。
「睦、話を聞いて欲しいなら、まず理性を取り戻してくれませんか?」
「何をぅっ!?この理性を持つ狼と呼ばれた俺に何を取り戻せと言うのだ?愛か、愛を取り戻せっ!!」
「暗殺拳の使い手が来ても知りませんよ?」
「ふっ、俺が本気を出したら何処かの幼女が連れた狂戦士にだって負けるZE♪」
「負けるんですかっ!?」
「命は一つ、王の聖剣も無い。勝てる要素なんて一つも存在しないんだよっ!!」
「服でもあげたらどうですか?紳士らしいですから。」
「おおぅ、コロシアムだね♪」
・・・知らない人は流してください。知っている人は知らないふりをしてください。
何しろ作者も最後にプレイしたのが半年前ですから。
「彼方ちゃん、元々これは何の話だったの?」
しばらく黙っていたミアが質問してきたが・・・
「「何の話だっけ?」」
お互い完全に忘れてました。
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