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「失礼します。お呼びでしょうか?」 「あぁ、…まぁ~分かってると思うが昨日の事だ…… すまないが君にはこの病院をやめてもらうよ……」 医院長は申し訳なさそうに言った 「え?」 私は驚いた声で言った 「すまない…君がミスをした患者の父親が議員でな…… 君をやめさせないと……… と怒鳴りこんで来た、ここで働く医者の将来にも関係してくる……」 医院長が全てを言い終わる前に私が口を挟んだ 「分かりました。」 「すまんな」 医院長はさらに申し訳なさそうに言った 「いいえ…医院長は悪くないです では失礼します」 私は何も言わずに帰っていった
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