遠い日

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僕はごまかすように急いで手を動かした 気がついたらめちゃくちゃ深い穴がそこに空いていた 僕は立ち上がり、死んだ黒ネコを抱き上げる 死んだはずのネコはなぜかほんのり温かかった ネコを穴の中に置き、一回手を合わせて、砂をかぶせた
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