生存競争

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(俺の名前はコウタだ・・) 不思議と自分の名前だけはわかった。 そして、周りを見渡してみると俺と同じようなやつらがたくさんいるのがわかった。 男もいるし、女もいる。 そのうちの一人が俺に声をかけてきた。 「はじめましてかな?俺の名前は修平。よろしくな」 なかなか親しみやすいやつだな。 笑顔が爽やかだ。 その笑顔につられて、俺も挨拶をした。 「はじめまして、俺はコウタ。自分がどんなやつかはまったくわからん。。」 思わず本音がでた。 修平を見ると、修平は苦笑いしていた。
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