生存競争

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修平は苦笑いしながら口を開いた。 「なんだコウタもか。実は俺もここがどこで、俺が何者なのかはわからないんだ。だけど・・・ ここ、変な所だよなぁ」 確かに。 今俺らがいるところは空が赤黒くて地面がピンク?色をしていて、さらにヌメヌメしている。 すべって転びそうだな。 今いる空間?の先には、大きなピンク色をした門のようなものがある。 あれが開いたらどこに行くのかな?? 俺は異常なほど興味をもった。 修平を見ると、修平も門を凝視している。
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