生存競争

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走りながらコウタは門までの距離が意外と長い事を悟った。 コウタの前には、10~20人程の集団がいる。 どうやらあれがトップ集団のようだ。 それに、気がついたら修平とはぐれてしまった。 そんな事を考えていたら、突然トップ集団が悲鳴をあげながら姿を消した。 慌ててコウタは前を見た。 トップ集団がいた辺りの天井にスプリンクラーのような物があり、何か液体をばらまいていた。 (な、なんだよあれ・・・) コウタはわけがわからなかった。恐怖で足がすくんだ。
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