生存競争

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(・・・あれ??痛くないし、俺はたぶん消えてないぞ??) コウタは目をあけた。 確かに自分は消えていなかった。 (おかしいな・・・、そうか、液体が足りないんだ!!) コウタはスプリンクラーに向かって走り、液体を体中に浴びた。 「ガハハハハハ」 大笑いしながら、コウタは液体を浴び続けていた。 別に、消えないなら消えないでいいじゃん。 そう考える事はないのか。たぶん、コウタは気が狂ってしまったのだ。
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