過去の世界と新たな出逢い

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その猫は茶色で耳に古傷があった。 「お前さんこの町は初めてかい?」 その質問に私は 「うん、この町っていうかこの世界が初めて」 と答えた。するとその雄猫は不思議そうに私を見て 「ん~まぁいいや、この町を案内してあげるよ」 と言って家の屋根にピョンと飛び乗り歩いていった。
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